宮崎名物 焼き鳥 鶏の炭火焼
昭和初期に今のように豊かではなかった時代に
家庭で飼育されていたニワトリを
お祝い事の際に家族で炭で焼いて食べていたことが
始まりではないかと言われています。
宮崎では恵まれた自然と温暖な環境から
昔も同様で、卵も取れまた食用としても活用できるニワトリが
大変重宝されており、昔はどの農家でも庭先で鶏を飼っており
正月や祭りなど行事がるときには
つぶして刺身、だしなど大切に料理されたデータが残っております。
宮崎地方では、今日に至るまで庶民の味として
また宮崎の食文化として親しまれるようになりました。
黒さは香り。
焦げや炭ではありません。
始めてみる方は
その色に驚かれるかもしれません。
この色はこげている訳でも
炭をまぶしているわけでもありません。
焼き手が鶏の脂が日に落ちた瞬間に出る大量の煙と炎を操りながら
その煙でお肉を包み込むことにより
燻製のようないぶした香りと色をつけていきます。
これが宮崎の鶏の炭火焼の黒さの理由です。
こうして出来上がった鶏の炭火焼は、見た目は黒く
しかしながら口中にうまみと特有の香り広がる一品となっております。